休暇明け

 鹿の群れ.jpgコロナ自粛とはまったく関係なく、5月1日から昨日まで休暇をいただいていた。例年GWにはどこかしらへ出かけていたが、さすがに今年はそれもはばかられ、家の中にこもって過ごした。
 何の予定も義務もない生活ともなれば、目が覚めればついついテレビのスイッチを入れてしまう。私はそもそも芸能人たちがギャーギャー騒ぎ立てるバラエティ番組には嫌悪感すら感じる方なので、チャンネルはどうしてもコロナ関係の報道番組に合わせてしまう。それも最近は、どの放送局も同じような内容ばかりであり、出演する専門家や有識者の発言にも新鮮味が感じられなくなってきた。
 そんなこともあって、ブックオフで買いだめていた本やアマゾンから取り寄せていた本など、余った時間にかなりの数の本を読むことが出来た。何十年ぶりかの日曜大工にも専念できた。それにしても、退屈な十日間を過ごしてしまった。今にして思えば、こんなことなら休みをとらずに塾を開いていたほうが良かったような気もする。

 休みが明けた本日、久しぶりの授業の日を迎えることが出来た。学校が休みをとっている間は塾を休む、と言っていた生徒たちも本日から復帰した。やはり勉強が気になっていたのだろう。
 参加した生徒は全員、学校から与えられた宿題プリントに取りかかっていた。中には、自分一人ではとてもこなしきれない内容を、質問しながらどんどん消化できてひと安心できた生徒もいた。また、完全に予習になる単元を宿題として与えられた生徒も。「教科書の例題を見てやってみて」との先生からのコメントが載っていた。復習ならともかく、予習まで宿題にすることには、はなはだ疑問がある。さいわいこの生徒は4月中に予習範囲を終えていたので、私に質問することなく難なく宿題を終えてしまったが、塾で勉強していない生徒たちには極めて苦難となる宿題である。こんなちょっとしたところにも教育格差を見いだすことが出来る。おそらく、多くの生徒は塾で予習済みであろうとの予測から出された宿題であるにちがいない。
 これ以上、学校を休みにするわけにはいかないだろう。おそらくは6月1日から学校は再開されるであろう。このとき、この3ヶ月間を塾やネットを利用して学習機会が与えられていた生徒と、そうでない生徒との学力差が現れるであろう。私はそれが心配である。

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