ご恩塾での教科指導~小学生国語

画像 黒岩祐治神奈川県知事が、灘中学校在籍時代に学んだ極めてユニークな国語の授業を紹介した本がある(『灘中奇跡の国語教室)』。当時、黒岩知事の国語を担当した先生が、故橋本武氏であった。

 橋本氏の授業とは、中勘助の『銀の匙』を、中学校の3年間かけて読み進むというものである。黒岩知事の本を読み、橋本氏のこの授業方法を私はとても素晴らしいと思った。
 実は、今から40年以上も前、私が大学院生の時、アルバイトで通っていた進学塾の塾長が国語を専門としておられ、同じような指導をされていた。それは、『イソップ物語』を塾長自らが編集し、設問を作成して小学4年生の通年テキストとして使用されていたのである。
 私ごとき、無教養でしかも国語を専門としていない人間が論ずるのもおこがましいが、このような指導こそ、子どもたちの国語力を伸ばし、人間的な成長を促す最高の方法であると思う。
 幸い、ご恩塾は進学塾ではない。したがって、当面の国語力=テストでの得点を気にすることなく、のんびりじっくり国語力を伸ばすことができる。橋本武氏や当時の塾長には、その能力、指導力、その他すべてにおいて遠く遠く及ばないことは百も承知の上で、賢人が行った国語の授業をご恩塾でも行おうと思っている。

 現在、ご恩塾には4年生から6年生までの小学生が数名通ってきてくれている。国語の授業では、各学年用にそれぞれ教材となる図書を用意し、その中から設問を作成し、調べたり考えたりしながら、最終的には文章を書いてもらうようにしている。
 教材は、生徒の現時点での国語力や好みも考慮しつつの選択で、まだまだ試行錯誤中ではあるが、いずれ各生徒が中学時代の黒岩知事のように、ワクワクしながら、よろこんで国語の授業に参加してもらえるようにと願っている。そして、そうなることに、それほどの時間はかからないと思っている。

 ご恩塾の国語の授業を通して、生徒たちが一生ものの国語力を身につけることができるよう、指導していきたい。

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