ひとつ上へ

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 冬季オリンピックで、スキー競技においてもスケート競技においても、解説者が同じことを言っていたのが印象的だった。

それは、「4年前のメダルのレベルは、今ではメダルのレベルではない」ということである。それだけ、全体のレベルが底上げされていると言えるのだろう。
 これはスポーツの世界だけでなく、受験の世界にも当てはまるように思う。去年はこの偏差値で合格できたから、今年も同じレベルなら合格できるだろうとは予測できなくなっている。特に上位校においては受験生全体の層が底上げしているのである。このことは中学受験、高校受験のどちらにも言えることである。したがって、我々受験生を育てる側にある者は、今までよりもひとつ上を目指した指導をしていかなければならない。

 しかし、よくよく考えてみれば、どんな世界においてもこのことは言えるのではないだろうか。政治家は歴史に残る政治家よりも、もっと立派な成治を行う必要があろうし、経済人は過去の経済人がなしえなかったことを追求しなければならない。科学の世界にあってはこのことは一層はっきりしている。今までと同じことを研究している科学者なら、今の世界には必要のない存在である。
 人としての存在もそうあらねばならない。例えば私である。現在の私の年令だった先人と比較し、少しでも進化しているかと自問すれば、どう考えても肯定的な結論には達せず、一歩引いてしまう自分が情けない。

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