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zoom RSS イヤならやめろ!

<<   作成日時 : 2014/09/24 00:56   >>

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 堀場雅夫さんという方が書かれた同名の本がある。本書は、ベンチャー・ビジネスのはしりとも言うべき堀場氏のエッセー集で、その中に、「仕事も夫婦も、イヤならさっさとやめた方が良い」という主旨のものがある。

 ここで私が述べたいのは、この反対のこと、すなわち「イヤでも続けろ!」ということである。
 今の子どもは、小さい頃から習い事の二つや三つは掛け持っている。私は基本的に小さい頃から習い事を始めることは良いことだと思っている。例えば、水泳である。日本国中でスイミングスクールが出現してから、オリンピックなどの国際試合において日本の水泳は確かに強くなった。アジア大会では、日本勢はメダルラッシュで、これも小さい頃から水泳を習い始めた子どもたちが成長した証しであろう。
 どんな習い事についても言えることは、習い始めてから上達するまでには、様々な障壁が待ち構えていることである。水泳はもとより、体操でも音楽でも、自分にはどうしても出来ないと思われることを始めのうちはやらされる。
 せっかく習い始めたのに、最初のハードルでつまづき、習い事がイヤになってやめていった子どもたちの割合は、かなり高いのではないだろうか。そして親はこのとき、どのような態度をとっただろう。このときの親の判断で、子どもの将来が予測できると私は思う。
 イヤならやめろ、と言って、あっさり習い事をやめさせる親、あるいは子どものいやがる姿が不憫でついつい子どもに同情を寄せてしまう親、このような親は、親として失格である。やめたければ、いつでもやめられることを知った子どもには、我慢する心が育たない。
 私は、昔と比べて今の子どもたちに足りないものがあるとすれば、それは辛抱する心であり、ハングリーの精神だと思っている。甘い親に育てられて、辛い習い事から逃れることが出来た子どもには「やめぐせ」がつき、次には登校拒否に走るかもしれない。あるいはせっかく入った高校や大学を中退することになるかもしれない。登校拒否や中退は、その時点の子どもはそれほどの重大事件とは思っていないだろう。小さい頃、習い事をやめたことと大差ないように感じているのではないだろうか。
 イヤならやめろ、今はそれだけで通る世の中ではない。好きなことだけやっていて、豊かで充実した人生を送ることができれば、それは理想だが、そのようにいかないのもまた人生である。好きなことをやり通す中においてさえも、苦しいことも辛いこともたくさん出てくる。その中で、我慢し、辛抱して生きていく。この苦難を乗り越えたとき始めて、好きなことが本当に好きなことと言えるのではないだろうか。
 イヤならやめろ、こんな単純なことを繰り返していては子どもが大成することはありえない。辛くても頑張る、苦しくてもそれを乗り越えるたくましい人間に育て上げることが、今の若い親の子育てに求められることではないだろうか。

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