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<<   作成日時 : 2013/02/15 11:58   >>

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 1931年、「満州は日本の生命線である」と言って満州事変を起こし、多くの開拓民が満州に渡った。日清戦争後は台湾を植民地にし、日露戦争後は樺太にも多くの日本人が移り住んだ。

 戦争が終わり、満州や樺太から多くの引き揚げ者が日本本土に戻ってきた。終戦直後のNHKラジオでは「尋ね人の時間」という、満州や樺太から引き上げてきた人たちの消息を問う番組が毎日流れていた。
 戦後70年を迎えようとしている今、不安や不満はあるものの日本人は今、与えられている国土で平和な生活を送っている。このように考えるとき、本当に満州は「日本の生命線」だったのだろうかと思う。満州はおろか、台湾や樺太が無くなっても、当時よりもはるかに人口が増加しても、日本人は皆生きているではないか。
 竹島、尖閣諸島、そして北方領土について、近隣諸国との間で領有権争いが絶えず、特に尖閣諸島においては小規模な戦闘が起こりかねない状況だという。北方領土は別にしても、竹島や尖閣諸島は、たかが無人島である。
 日本はなぜこんな島々にこだわるのだろう。竹島は韓国人の心のふるさとだ、というなら、韓国に差し上げればよい。韓国の人たちは日本人の度量の広さに感服するだろう。そして、今後の両国間にとって友好の輪が広がることだろう。
 尖閣諸島は中国の領土だと言い張るなら、中国にあげたらいい。中国は「勝った勝った」と喜ぶだろうか。そんなことはない。中国は礼を重んじる儒教のふるさとである。平和国家日本の決断に感服することだろう。あるいは、自己の矮小さを恥じ入るかも知れない。いずれにしても、その経済的効果は尖閣諸島の購入費どころではないだろう。そして今後の日中関係は友好的に進展するだろう。
 今さら北方領土を日本の領土に入れたからと言って、日本はそこをどう有効に活用するというのか。それよりもロシアに任せた方が、場合によってはロシアに協力するほうが北方領土を生かすことができるだろう。であるなら、北方領土の開発はロシアに任せるのがいい。ロシアはその成果を全世界と共有すればいい。
 竹島、尖閣諸島、北方領土、いずれも日本にとって経済的、軍事的に重要であることはよく分かる。それでも、水産業であれば、日本は新たに領有国となった国にその権益を譲ればよい。海底資源の問題においても日本はその権利を放棄すればよい。この程度のことで近隣諸国との平和が実現するのであれば、安いものではないか。このことによって誰一人として死者が出ることはないのだから。
 200海里経済水域が領土の譲渡によって減少した分は、新たな技術革新によってまかなうことが日本ならできるはずである。養殖漁業や栽培漁業の育成、あるいは海水の淡水化技術。このことによって、今や山間の廃校を使ってアワビの養殖も可能になっているとのこと。
 海底資源の開発においても同様の技術革新が期待される。日本近海でのメタン・ハイドレードの発見、その他、化石燃料に頼らぬ再生可能エネルギー資源の開発は日本にとってお家芸のはず。だから、たかが無人島のひとつやふたつで流血事件を起こすのではなく、そんなものは無視すれば良いではないか。
日本から満州がなくなっても、樺太や台湾がなくなっても、更には北方領土を失っても、今の日本は平和に暮らすことができている。それでいいではないか。満州は日本の生命線ではなかったのだ。まして、無人島の一つや二つのことで紛争が起きるとすれば、それは過去の歴史のあやまちをくり返すことになる。

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