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zoom RSS 現代の魔女狩り

<<   作成日時 : 2011/09/14 01:42   >>

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 鉢呂前経済産業大臣の発言をめぐって、本日(9月13日)の朝日新聞にいくつかの意見と記事が載っていた。

 一つは「オピニオン面」に掲載された写真家藤原新也氏の意見である。氏は、福島第一原発周辺を「死の町」と表現した鉢呂氏の実感はありのままであり、どこがおかしいのか。と述べておられる。
 「声」欄でも、鉢呂氏の発言への非難は的外れであるとする被災者の方の意見があった。鉢呂氏の発言は「深刻な事実を率直に表現しただけ」であり「避難住民を侮蔑する気配は微塵もない」と述べていた。
 私は先週、宮城県女川の被災地を訪ねた。海岸沿いにはまともに残った建物はなく、すべてが瓦礫の山と化していた。その直前まで、この地でも多くの老若男女が平和に暮らしていたはずである。それが一瞬にして津波にのまれ、命を奪われ、町は廃墟の山と化してしまった。私は、ここはまさに地獄だと感じた。
原発や津波による大変な被害で人のいなくなった地を「死の町」あるいは「地獄」と感じ、それを表現することは全く個人の自由であり、憲法で保障された表現の自由にも当てはまるものである。藤原新也氏や「声」欄に投稿された鎌倉市在住の方の意見は全く正論であると私は思う。新任大臣のちょっとした発言の言葉じりをとらえ、「被害者の感情を逆撫でする」として大臣の職を辞させるとは、まさに現代の魔女狩りである。そもそもマスコミはこの鉢呂発言によって被害者の感情が本当に逆なでされたのかどうか、お得意の世論調査で確認したのだろうか。
 鉢呂氏のもう一つの発言「放射能をつけちゃう」について、朝日新聞が検証した記事が同じ日に載っていた。この記事を読む限り、その場にいなかった新聞社やテレビ局も「又聞き」で記事にしたようで、新聞記事の内容も微妙に違っている。要は、一人の記者とのほんのじゃれごとを聞きもしない他社の記者が記事にしただけのものなのだろう。このようなマスコミのいい加減さには腹が立つ。
 天声人語にもこの話題が盛り込まれていた。ここでは相変わらず皮肉たっぷりの表現で「すぐ辞めた経産相は憎むべき放射能でふざけ、」と切って捨てている。最近の天声人語は、特に政治や政治家に対し、いやみったらしい表現で茶化し、真摯に向き合おうとしていない。いったいいつから天声人語はこれほどまでに低俗になったのかと思う。<あの人はもういない>と「青葉城恋唄」がこの中で引用されているが、そのように言われるのは野田首相ではなく天声人語氏となるかもしれない。

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