テーマ:社会

言葉が軽すぎはしないか

 「目黒のサンマ祭り」なる祭りが行われたとのテレビニュースで、参加者の中年女性が(おいしいさんまを食べさせてもらって)「感謝の気持ちでいっぱいです。」と言っていた。  スポーツ競技で勝利した選手の言葉を聞いて「勇気をもらった。」とコメントしていた男性がいた。  何かのイベント参加者へのインタビューなどで、最近よくこのような言葉を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ツバル水没の原因は?

 「北極の氷が溶けたら海面はどのくらい上昇するか?」  昔、こんなクイズを友人から問われた。  私は「変わらない」と答えた。  水が氷になると、体積は増える。増えたぶんの体積が海面上に出ている。この氷が溶けて水になれば、海面上の氷の体積だけ減るので、海面は高くも低くもならない。  私はずっとこのように思っていたので、実のとこ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

地理の知識

 日本地理学会が調査した結果、宮崎県の位置が分かる高校生は42%、イラクは25%だったそうである。高校生でこうなのだから、中学生ではもっと低い数字になることだろう。  中学生の地理の知識が乏しいことには、受験直前の中学三年生に地理を教える中で、毎年驚かされている。  日本地図から全ての県を答えられる生徒は、ほとんどゼロに等しく、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

入学試験と就職試験

 試験にもいろいろあるが、人生に大きな影響を与える試験といえば、入学試験と就職試験であろう。いずれも結果は二つ、受かるか落ちるかであり、明暗がはっきりと分かれる点で似ている。違う点があるとすれば、試験内容のウエイトのかけ方にあるように思う。  入学試験では、何といっても学科試験の成績がものをいう。推薦入学を別にすれば、入学試験に面…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ワーキング・プア

 NHKで再放送された「ワーキング・プア」を見た。最初の放映で大きな反響を呼び数々の賞を得た番組であり、是非見たいと思っていた番組だった。  ワーキング・プアという言葉自体は新語で、テレビでは現代の新しい格差の現象のように描かれてはいたが、どれだけ働いても厳しい生活を強いられているこのような下層の人々は昔からいた。  「働けど働…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

私立中学入試問題と公立高校入試問題

 今年出題された約三十校の私立中学入試問題社会科を分析した。  どの学校もその出題意図が明確で、希望する生徒像が目に浮かんでくる。設問にも手が込んでおり、内容も難しい。私のように何年も社会科を指導している者でも答が浮かばない問題や、調べなければ自信を持って解答できない問題も中にはある。  問題が長文化され、記述問題が増加している…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

40人の社員

  仕事上、本年度私立中学入試問題のうち社会科の問題を分析してきた。分析した多くの学校の中で、特に日本女子大附属中学の入試問題が優れていると思った。日本女子大附属中学は、特に地理で考えさせるユニークな問題が毎年出題されている。  本年度の政治の問題で、40人のクラスにたとえた問題が出題された。例えば、次のような出題である。 (問…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

いじめ考

同級生のいじめにより小学六年生の女子が自殺した事件が北海道であった。友達から「キモイ」と言われていたとのことである。この事件以来、「キモイ」という言葉が気になり、注意していたところ、私の塾の中でも子供たちの間で普通に使われていることに気づいた。特に、女子が多く使うようである。今の女の子は男の子以上に強い存在である。その子たちが集団…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

先生と呼ばれる職業

 ある塾の募集広告に「先生と呼ばれる仕事、始めませんか?」というコピーがあった。かように、「先生」という言葉にはどこか尊敬の気持ちが込められ、そう呼ばれることにある種のあこがれみたいなものを持たせるものがある。  ところで、塾の教師という職業である。塾の教師には何の資格も必要ない。塾の教師になるための特別な勉強や訓練もない。しかも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

資本主義の崩壊

 二十世紀後半、社会主義が崩壊した。1989年のベルリンの壁崩壊から始まり、1991年のソ連邦崩壊への道である。そして今、勝ったかに思われた資本主義も崩壊するのではないか、そんな世の中になってきているように思われる。  かつて「大きいことはいいことだ」というコマーシャルがあった。確か、山本直純さんが空の上で指揮棒を振りながら歌って…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

性別役割分業観

 高度経済成長といわれた時代は1950年代後半から始まった。テレビ、洗濯機、冷蔵庫という家電製品が登場し、やがて、カー、クーラー、カラーテレビの3C時代へと繋がっていく。家電製品の登場は女性の家事労働を大幅に軽減し、そのことが女性の社会進出を促していく。  女性が社会に出て働くことは男女平等の観点からすばらしいこととされ、男女雇用…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more