テーマ:教育

大学入試英語の民間試験採用について

 2019年9月16日の朝日新聞トップに、大学入試において英語の民間試験を活用することについてのアンケートを高校と大学にとったところ、「問題がある」と回答した割合が、高校では89.1%、大学では65.4%にのぼったとの記事があった。これに対して、新文部科学大臣は、予定通り民間試験採用を実施する方針を示したそうだ。  国公立大学入試…
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やる気

 50年ほど前にも大手といわれる塾は既にあった。その代表格としては、日本進学教室と四谷大塚だろう。もう1社、テレビで宣伝するほどに手広くやっていた家庭教師派遣塾があった。塾名は忘れたが、この会社の社長さんは自らを「ふくろう博士」と名乗っていたと記憶している。  この社長さんのテレビでのメッセージをなぜか今でも忘れられないでいる。そ…
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歴史は小学低学年から

 小学生に読書指導をする中で、その説明に最も苦労するのが時代背景である。聖徳太子も紫式部も徳川家康も、子どもたちにとってはみな遠い昔の人にすぎず、そのタイムラグは理解できようもない。  「昔むかし、おじいちゃんとおばあちゃんがいました」と言っても、かぐや姫のおじいちゃんとおばあちゃんと、桃太郎のそれは、何百年も時代が違うことがわか…
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小学算数と方程式

 「中学入試 方程式はNG?」とのタイトルで、朝日新聞(2019.3.11)に特集記事が載っていた。ずうっと昔、『おかあさんの算数教室』(2002年文芸社)という本を出し、このことについて書いたことがあったので、なつかしく記事を読んだ。  『おかあさんの算数教室』で、私は小学生に方程式を教えることの弊害を説いた。その理由は次の2点…
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調べる

 中学生には自習用の問題集を渡すときに解答集を同時に与えている。当方で保管するのが面倒だということのほかに、解答集には解説がついていて、それを読ませることに意義があると思うからである。  それにしても、昔も今もすぐに解答に頼りたがる生徒が多い。自分で解いた問題の正誤を判定するために解答集を開くのなら良いが、分からない問題があるとす…
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なぜ分数ができない中学生が多いのか

 2009年「分数のできない中学生」のタイトルで、塾におけるその実態をこのブログに書いたことがある。その10年前の1999年には『分数ができない大学生』(東洋経済新報社)という本がベストセラーになり、ゆとり教育に警鐘を鳴らしたものである。そして2019年に入るにあたり、もう一度このテーマで書かせていただく。  「分数のできない中学…
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習いはじめ

 「数学が苦手」と言っていた子が入塾して数学を勉強し始めると、たちまちのうちに理解してしまい、その後はすらすら問題を解いていくようになる。このような例は、実はよくあることである。  なぜその子が数学に苦手意識を持っていたのかというと、何のことはない。ただ単に勉強していなかっただけのことなのである。数学に限らないけれども、理解できた…
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ちょっと気になることが

 ご恩塾の立ち上げからここまでは生徒も少しずつ増え、皆楽しく勉強できて成績も上がり、まさしく順風満帆であると思っていたのだが、ここのところ立て続けに気になることが起こっている。  それは、頻発する生徒の無断欠席である。入塾時のただひとつの約束ごとは「無断で遅刻、欠席はしない」である。それが今、ほころびが広がるように破られてきたのだ…
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高すぎないか私立高校受験料

 私立高校入試にはいくつかの受験パターンがある。大別すると、専願受験と併願受験ということになる。専願受験とは、その私立高校が第一志望であり、合格したら優先的にその高校に入学することを約束した受験方式である。これは問題ない。やっかいなのは併願受験である。  併願受験とは、主に公立高校と二股かけた受験で、公立高校が合格しなかった場合に…
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初の試験対策

 中学1年生にとっては、初めての定期試験が間もなく始まる。生徒たちも多少は中間テストのことが気になってきたようである。  いつもいつも苦手な数学だけを勉強していた生徒も、さすがに他教科も気になってきたようである。本日の授業では、ある生徒は英語を、ある生徒は理科を勉強すると言い出した。そこで急遽、英語と理科の問題をコピーし、解いても…
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ご恩塾での教科指導~小学生算数

 ご恩塾では現在、4年生と6年生に算数を教えている。いずれも教材は私の手作りである。  6年生用は、これまで長年にわたって作成してきたファイルがあるので、それを藤沢市採用の教科書に即して編集し直し、更に問題のレベルをやさしくし、量的にもスリムにして使っている。  4年生用は、完全に最初からの作成である。これも藤沢市採用の教科書に…
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ご恩塾での教科指導~小学生国語

 黒岩祐治神奈川県知事が、灘中学校在籍時代に学んだ極めてユニークな国語の授業を紹介した本がある(『灘中奇跡の国語教室)』。当時、黒岩知事の国語を担当した先生が、故橋本武氏であった。  橋本氏の授業とは、中勘助の『銀の匙』を、中学校の3年間かけて読み進むというものである。黒岩知事の本を読み、橋本氏のこの授業方法を私はとても素晴らしい…
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学習支援のハードとソフト

経済格差から広がる学力の格差について、政府や一部政党から現実的な提言が出されてきたのは良いことだと思う。例えば、私立高校の学費無料化や貸与型から給付型奨学金へ、などである。 少子化が進み子供の数が減る中で、将来の日本を背負う人材の育成は喫緊の課題であることを思えば、このことは当然のことと思う。これらがより早く、より広い範囲…
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頑張ることを否定する発言を否定する

 「『頑張れ物語』」の落とし穴」と題した、家庭教師を職業とされる女性の方の「語り」が朝日新聞に掲載されていた(2015年1月21日) 。この方は、中学受験で「頑張る」ことを冷ややかな目で見ているようだ。  以下、朝日新聞からこの方の「語り」を引用させていただく。  正月特訓とか夏季合宿とか中学受験業界には独特のやり方がありま…
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入学試験と就職試験

 若いころ受ける数多くの試験の中で、おそらく最も大切な試験は、入学試験と就職試験だろう。 入学試験と就職試験では、その性質上大きな違いがある。かたや入学試験は、入学後に学校の指導方針やカリキュラムに耐えうる人間かどうかを判定する試験であり、かたや就職試験は、企業が求めている人物であるか否かを判断する試験である。したがって、入学…
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早生まれは中学受験に不利?

 4月10日付の朝日新聞に興味深い記事が載っていた。 「早生まれ、選手に不利?」のタイトルで、特に団体スポーツの選手にとって早生まれは不利になるか?を特集したものである。  この記事には、プロ野球選手、Jリーグ選手など5種類のスポーツ選手について、生まれた月と選手数との相関関係を表したグラフが示されていた。その中で私が特に注目し…
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SFHでの椿事

 鳴り物入りでスタートした「横浜サイエンスフロンティア高校」(以下SFH)で前代未聞の椿事が起こった。  前任校での数学指導の手腕が買われ、副校長としてSFHに抜擢された教師が、数学の教員免許を偽造していたという。更には、うその東大理学部卒業証明書を提出していたそうだ(朝日新聞7月30日)。  免許や証明書を偽造することが良くな…
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ファミレスの出現と日本文化

 ファミリー・レストランの売り上げが、ここ3ヶ月連続で落ちているとニュースが伝えていた。その原因は、東日本大震災による自粛ムードと、焼き肉店での食中毒にあるとのことだった。  昔は、外食店と言えばラーメン屋かそば屋、それとすし屋くらいなものだった。日本でファミリー・レストランが営業を始めたのは、70年代に入ってからのことだ。そこで…
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数による合格実績の危うさについて

 受験シーズンが終了する頃、多くの塾・予備校が合格実績を公表する。実績を公表する理由には大きく二つの側面があるように思う。  一つは、そうすることが現在通ってくれている、あるいは将来通おうかと考えている生徒やその保護者に対する義務だとする考えである。ちょうど上場企業が決算を公表することと似ている。この考えの場合、合格実績が良ければ…
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不正はいけないことだけれど

 京都大学や早稲田大学で携帯電話を利用したカンニング事件が起こり、世の中を騒然とさせた。  犯人が逮捕されるまでの間、いろいろな「識者」が新聞紙面やテレビ画面に登場しては「犯行の手口」を推論していた。ある人は、複数犯人説を、ある人は愉快犯説を、またある人は最新鋭の携帯を使った巧妙な犯行説を、確信を持って論じていた。  ふたを開け…
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内申点という魔物

 他校から赴任してきた公立中学校の教師が、前任校で作成したテスト問題をそっくり新任校で流用した。ケータイで連絡を取り合う能なしのお相撲さんのように、まさかばれることはあるまいとタカをくくっていたのだろう。しかし、この教師を上回る抜け目のない塾があった。その塾ではこの教師が前任校で作成した問題を取り寄せ、「傾向分析」と称して生徒に徹底して…
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荒れる中学とトンデモ授業

 11月7日の朝日新聞湘南版に、横浜市立の荒れた中学の記事が掲載されていた。記事によると、かつての校内暴力のような集団での行動ではなく、数名の生徒が暴れているのだという。その生徒のために先生方は校内の見回りをし、そのため職員室には2、3人の先生が残っているだけという。これでは真面目な生徒が質問したくても出来ないだろうし、子どもたちに勉強…
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特待生制度

 事務員の話によると、ある新聞社から、私の塾の特待生制度についての問い合わせがあったそうである。その新聞社が調査したところ、このことについて最も進んでいるのが私の塾だということのようである。  マスコミが塾を取材するとき、その内容は合格実績に決まっている。それも、合格率ではなく、合格者数で塾を選ぶ。こうなると必然的に大手の塾に限ら…
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草食男子は英語が苦手?

 誰が名付けたのか、草食男子とは言い得て妙である。  私が推察するに、草食男子とは、①真面目でおとなしい男子 ②積極性に欠ける男子 ③人と面と向かって議論できない男子 ④女の子とはまともに話も出来ない男子 ⑤自分の内面に向かってしまい、自己をアピールすることが苦手な男子・・・こういった男子を指すのではないか。  長年、中学生…
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受験の収穫は人生観

 朝日新聞(2010年2月19日)に非常に興味のあるアンケート結果が紹介されていた。  「受験勉強に意味があった?」との問いに2366人の回答者中2102人が「意味があった」と答えている。これは回答者の89%、およそ9割になる。さらに、「小中学校の成績と人生は?」の問いには、回答者2942人中81%が「少しは関係ある(1649人)…
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鉄は熱いうちに

 勉強に関して言えば、今の小学生を持つ親の考え方は完全に二極化してきた。片方の極は、私立中学や国立中学の受験を目標に勉強させているグループ、一方の極は、遊びや習い事などに時間を費やして、勉強は二の次と考えているグループである。    小学校を終える時点での両グループの学力差が天と地ほどにも広がることは明らかである。そして、よほど…
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分数のできない中学生

 以前、こんな中学2年生がいた。数学の授業で、図形は完ぺきにできる子だった。論理性も優れていて、証明も見事に解くことができた。しかし、代数となるとサッパリなのである。計算テストではいつも0点で、本人も計算には強い苦手意識を持っていた。  補講で個人的にその生徒を教えてみて、小学校での基本的な計算の知識が全くといって無いことを確認し…
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公立中学はどこへ行く

 神奈川県では今年、中学受験者数が過去最高になったそうだ。その最大の原因は、公立中高一貫校の登場である。今年開校した公立中高一貫校2校の受験者数が3625人にも達したそうである。この人数が、私学も含めた中学受験者数を押し上げた。    私学では日大藤沢中が今年から募集を開始した。定員は80名で、これに公立中高一貫校2校の定員32…
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現代の教育と江戸時代の教育

 「塾へ通っている子供は遊ぶ時間がなく、かわいそうだ。」との親からの意見をよく聞く。そして「昔は暗くなるまで外で遊んだものだ。」と続くのが一般的な論調である。  このような意見の根源には「子供は勉強よりも外で遊ぶものだ。」との認識があるものと思われるが、果たしてそうだろうか。  今の小・中学生の親が生まれ育ったのは、ちょうど日本…
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モンスター・ペアレント

 事情があって『財界さっぽろ』という雑誌を購読している。  北海道の政治や経済には全く関心はないが、この雑誌には教育に関する記事があり、また、広告にススキノのお姉さんが掲載されているのが楽しみで読んでいる。  『財界さっぽろ』の今月号には「モンスター・ペアレント」が特集されていた。北海道にもご多分に漏れずモンスター・ペアレントな…
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