公立中学で塾が教えることについて

 30年前の塾に対する社会的評価は今のようではなかった。塾は必要悪と言われ、塾で教えることが悪いことをしているように思われた。言わば塾や塾教師は日陰者の立場だった。  今では塾の団体がお役所からも認められ、公立の中学校から放課後の受験指導まで委託されるまでになった。塾教師一筋に生きてきた身としては、塾が社会的に認知されるようになったこ…
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塾教師の犯罪

 代議士、警察官、学校や教習所の教師などによる犯罪が後を絶たない。いったい何を信用すればよいのか分からない世の中になってしまった。特に子供にとっては、将来なりたいと思っていた職業に従事している大人が犯罪を犯すことは、夢をぶち破られる気持ちになるだろう。  そのような中で、京都の進学塾でアルバイトの教師が小学生を刺殺した一昨年の事件…
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入学試験と就職試験

 試験にもいろいろあるが、人生に大きな影響を与える試験といえば、入学試験と就職試験であろう。いずれも結果は二つ、受かるか落ちるかであり、明暗がはっきりと分かれる点で似ている。違う点があるとすれば、試験内容のウエイトのかけ方にあるように思う。  入学試験では、何といっても学科試験の成績がものをいう。推薦入学を別にすれば、入学試験に面…
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ワーキング・プア

 NHKで再放送された「ワーキング・プア」を見た。最初の放映で大きな反響を呼び数々の賞を得た番組であり、是非見たいと思っていた番組だった。  ワーキング・プアという言葉自体は新語で、テレビでは現代の新しい格差の現象のように描かれてはいたが、どれだけ働いても厳しい生活を強いられているこのような下層の人々は昔からいた。  「働けど働…
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高い目標、低い目標

 数年前のこと。中学受験を目指して中途入室してきた6年生の男の子に志望校を聞いたところ、「栄光学園です」と言ったのでびっくりしたことがある。栄光学園と言えば、神奈川県ではトップの男子校である。その子は、入室テストの点数も悪く、失礼ながら見るからにできの悪そうな子だったからである。ところが、わずか1年足らずの勉強で、その子は栄光学園に合格…
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学問の意義

 『学問のすすめ』刊行から百三十年を超え、大きな戦争を何度も経て、国家の独立もなった今、学問をすることの意義はどこにあるのだろうか。明治時代と比べ、学問をすることと貴人や富人となることとの相関関係は現代ではほとんど無いと言って良いであろう。そもそも貴人などという人種そのものが今は存在しない。  富人の例として、最近では堀江さんや村上さ…
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歴史の厚み

 岩波新書から『シリーズ日本近現代史』が刊行された。ちょうど中学二年生の社会科の授業が近現代史に入るところだったので、授業に生かすために読み始めた。  読書のスピードが授業の進行に追いつかず苦労はしたが、ようやくシリーズ⑤『満州事変から日中戦争へ』を読み終えた。新書版とはいえ、1冊200ページくらいの分量なので、5冊で1000ページを…
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私立中学入試問題と私立高校入試問題

 社会科の私立中学入試問題に対して公立高校入試問題があまりにも低レベルであることを前に書いた。公立高校の中でも、たとえば富山県や愛知県など、県によってはよく練られた問題も出題されてはいるが、それでも多くの私立中学入試問題の比ではない。  ここで、いつも不思議に感じていることがある。中学入試においては国語・算数と共に社会科と理科を必…
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私立中学入試問題と公立高校入試問題

 今年出題された約三十校の私立中学入試問題社会科を分析した。  どの学校もその出題意図が明確で、希望する生徒像が目に浮かんでくる。設問にも手が込んでおり、内容も難しい。私のように何年も社会科を指導している者でも答が浮かばない問題や、調べなければ自信を持って解答できない問題も中にはある。  問題が長文化され、記述問題が増加している…
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斎藤孝著『教育力』~各論

 斎藤孝氏著『教育力』にはさまざまな教育メソッドが紹介されている。これらの中から私が特に共感を得たものを取り上げてみた。 1.教材選び  「教材選びは教師の生命線だ。教師には、テキストを編集する力が求められる。」「教科書を解体して生徒に与えることが出来るぐらいの力がなければ、教師をやってはいけないと思う。」いずれも、斎藤孝氏著『…
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斎藤孝著『教育力』

 斎藤孝氏といえば、あの『声に出して読みたい日本語』以来、200冊を超える本を出しているという売れっ子である。私も何冊かは読んだが、新聞広告に斎藤氏の新著が出るたびに「ああ、またか」という感想を持ったものだ。  大学教授としての本来の仕事を持っていながら、数年の間にこれだけの本を出版できるのは、どこかで手を抜いていなければ出来るも…
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40人の社員

  仕事上、本年度私立中学入試問題のうち社会科の問題を分析してきた。分析した多くの学校の中で、特に日本女子大附属中学の入試問題が優れていると思った。日本女子大附属中学は、特に地理で考えさせるユニークな問題が毎年出題されている。  本年度の政治の問題で、40人のクラスにたとえた問題が出題された。例えば、次のような出題である。 (問…
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テストに出ない

 中学二年生(当時)の会話である。  「え?小村寿太郎?だれ、この人。知ってるー? 教科書に載ってないよねー」  「知らない!テストに出ないから覚える必要ないんじゃない?」  小村寿太郎さんを尊敬してやまない私としては、ぶっ飛ばしてやりたい会話である。 寂しい話ではあるが実は最近、中学の社会の授業ではこのようなことが良く…
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昭和世代と平成世代

 数年前、アパラチア山脈の麓にあるアメリカ東部の小さな町を旅行したときのことである。町でコンサートがあるというので、見物に出かけてみた。そのプログラムの中に、子供たちにフラフープを使って踊ってもらう場面があった。 司会者が「前に出て踊りたい人はー?」と聞くと、コンサートに来ていた子供たちが皆、「ハーイ!」と手を挙げてステージに…
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スローリーディング

 「先生の塾でも採用されてはいかがですか?」と紹介され、さる塾の速読法システムを見学した。速読法にはいろいろあるらしく、本などでも紹介されている。  私が見学した速読法は、本を手にしながらヘッドホーンをあてがって、テープで聞く速度に合わせて目で字面を追うというものであった。  私も試しにテープの速度を通常の2倍にしてやってみた。…
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前期選抜廃止論

 神奈川県の公立高校入試制度は、猫の目のようにくるくる変わる。私には、変わるたびに悪くなっていくように思われる。中でも、最近導入された前期選抜試験は、悪しき入試制度の最たるものである。  神奈川県の前期選抜試験とは、いわゆるペーパーテスト無しで、調査書と面接試験、それと自己推薦書などの資料で合否を決める制度である。この制度で定員の…
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実績至上主義批判

東証一部に上場していて藤沢にも進出してきた中部地方の大手塾が高校入試の合格実績をごまかし、公正取引委員会から注意を受けたと新聞に載っていた。 数年前にも、自塾から一流大学に合格したかのように宣伝するため、関係ない人の名前を借りたり、湘南高校の合格実績が県下2位だと偽った塾があった。他塾が調査したところ、当時、湘南高校合…
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新・頭の悪い子のつくりかた5

5.頭のよい子とは  前回、私が「子供たち(の多く)」と、カッコつきで「~の多く」と表現してきたのは、「多く」ではないにしても、自己をしっかり見据え、希望と目標を持って謙虚に努力を重ねている子供たちも、まだまだ存在するからです。このような子供たちを見ると、お会いしたことのないご両親であっても、立派な子供の育て方に対し、いつも畏敬の…
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新・頭の悪い子のつくりかた4

4.大人の責任  30年以上にわたって小学生、中学生を見続けてきて思うのは、年と共に子供たち(の多く)がより一層わがままになってきたと言うことです。戦後の貧しい時代を知らずに、豊かな時代に生まれ育った子供たちには、少なくとも食べるもの、着るものへの不自由はほとんど感じることはないでしょう。  今の子供たち(の多く)は自分の好きな…
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新・頭の悪い子のつくりかた3

3.こうして頭の悪い子はできあがる    数学者で『国家の品格』の著者である藤原正彦さんは、子供の教育には一にも二にも読書が重要であると著書で述べておられます。藤原さんに限らず、読書の大切さを指摘する識者は大勢います。逆に、読書は何の役にも立たず必要のないものと説く知識人は先ずいないでしょう。読書が大切であることは明らかです。 …
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新・頭の悪い子のつくりかた2

2.どんな子が頭の良い子なのか  結論から先に言うと、集中力のある子。これが頭の良い子の定義だと私は思うのです。私が考えるには、「頭の良い子」と「頭の悪い子」の違いは一に集中力の有無によるものだということになるのです。つまり、勉強ができるかできないかと言う意味で、この言葉を使っているのではないのです。  しかし、あえて一歩進めて…
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新・頭の悪い子のつくりかた1

1.はじめに  最初、この稿のタイトルを「頭の良い子の育てかた」とするつもりでした。しかし、考えてみれば、この拙文を読んでくださる方は、小学校3年生以上のお子さんをお持ちの方のはずです。そのように考えると、申し訳ありませんが、今さら「頭の良い子」を育てるには、すでに機を逸したと言わざるを得ないでしょう。  そもそも、頭の…
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私立志向

 中学三年生の父母面談も終わり、生徒の志望校も定まった。今年の父母面談を終えて気がついたことは、例年以上に私立高校を第一志望とする生徒が多いことだ。  公立と私立を天秤にかけた結果、私立を選んだ理由は、大きく次の三点である。  第一は、トップの公立高校はともかく、中堅以下の公立高校の大学合格実績が低く、一方、同レベルの私立高校の大学…
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他人を見下す若者たち

 今年は新書ブームの年だった。このことはとても良いことだと思う。千円でおつりが来る金額で、さまざまなテーマで書かれた書物が購入できる。ポケットにも入るサイズは、通勤やちょっとした隙間時間に手にすることもできる。  新書の中でのベストセラーは、藤原正彦さんの『国家の品格』だそうで、これも歓迎すべきことである。私は藤原さんの考えの多く…
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合理性

今あるかどうか分からないが、私が小学生の頃、通信簿に「合理性」という項目があった。どのような意味なのか、よく分からなかったので、兄に聞いたところ「要するに頭がいいと言うことだ」との説明があり、得心がいった。というのも、私は小学生の頃担任から嫌われていたので、通信簿のたいていの項目には○がつけられなかったが、「合理性」だけはいつも○がつい…
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美と愛

 書店には最近「美」とか「愛」のつく書名の本が並んでいる。どちらも私個人の実生活からは最も疎遠な言葉である。世の中全体にとって見ても、なじみの薄い言葉であるように思う。だからこそ、郷愁と願望を込めて、これらの言葉が登場してきたのかもしれない。  経済が好転してきたらしく、大企業では最高の利益を上げたなどと新聞で発表されている。どこ…
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先生によるいじめ

 教師による生徒へのいじめは、実はかなりあるのではないかと思う。私自身、小学高学年の頃、担任からいじめられたというか、いびられた経験がある。私は執念深い性格らしく、この教師のことは名前から顔立ちまで、今でも忘れられないでいる。理由は単純であった。私が金持ちの経営者の息子で、この教師は熱狂的な日教組の組合員だったことである。こんな経験から…
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いじめ考

同級生のいじめにより小学六年生の女子が自殺した事件が北海道であった。友達から「キモイ」と言われていたとのことである。この事件以来、「キモイ」という言葉が気になり、注意していたところ、私の塾の中でも子供たちの間で普通に使われていることに気づいた。特に、女子が多く使うようである。今の女の子は男の子以上に強い存在である。その子たちが集団…
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落合監督の涙

 勝てば中日の優勝が決まる巨人-中日戦が延長戦に入ったおかげで、帰宅後テレビ観戦が出来た。延長12回表、ウッズ選手が満塁ホームランを打ち、勝利を確信した落合監督がベンチの中で涙を流していた。ゲームセットとなり、優勝監督インタビューでは誰はばかることなく、号泣していた。  落合監督と言えば、いつもニヒルで人をバカにしたようにニヤニヤ…
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心の偏差値

 北海道の小学校で自殺した6年生女子の遺書が見つかったそうだ。遺書には友達から「キモイ」などと言われていたと書かれているという。この自殺に、市の教育委員会は「いじめによる自殺とは確認できていない」とコメントしているそうだ(朝日新聞10月3日)。  あきれた話だ。なぐる、けるの暴力行為のみがいじめではない。むしろ、ことばや無視する態…
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貸金業

 貸金業法という法律があるそうで、その改正について騒がれている。貸金業とは、すなわち高利貸しである。  高利貸しは、ヨーロッパではシェークスピアの小説にもなっている。日本では1428年(正長元年)に近江の馬借が中心となり、酒屋や土倉の高利貸しを襲ったという記録がある。だから、近代産業よりもはるか以前から歴史に登場している職業なので…
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老人と子供のポルカによせて

 カーラジオから、亡くなった左卜全さんと子供たちが歌う「老人と子供のポルカ」が流れてきた。1970年の流行ソングだそうである。まるで音痴の左卜全さんと、きれいなハーモニーの子供たちの歌声は、奇妙にミックスしていた。    「ズビズバー パパパヤ」で始まり、最後は「オー神様、神様、助けてパパヤ」で終わる奇妙な歌は、結構若い人たちも知っ…
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評価

 我々人間集団の中では、どのような形態の集団であっても「評価」というものの存在は常につきまとうものなのだろう。評価する立場と評価される立場、人間はこのどちらかに属するもののように思われる。そして、その「評価」が妥当なものであるか、そうでないか、この判断もその属する社会集団または個人によって異なるものであろう。  例えば、スポーツの…
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小学校での英語

 8月27日の夜、NHKのBSで「ディベート・小学生の英語」を放映していた。このことには関心があるので、時間を割いて見た。  番組によると、小学生の親の70%は、小学校で英語を教えることに賛成なのだそうである。ということは、私は少数意見者になる。  私は次の理由から小学校で英語を教えることには反対である。  第一に、学校週五日…
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祖国とは国語

 ベストセラー『国家の品格』の著者であり数学者である藤原正彦氏は「国語教育絶対論」という論説の中で、「小学校における教科間の重要度は、一に国語、二に国語、三、四がなくて五に算数、あとは十以下」と述べられている。そして、国語の中心はあくまで「読み」つまり読書にあると断言される。私は、長い塾教師生活の中で、多くの小学生たちと接してきた。その…
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巧言令色鮮し仁

 何も言わずにじっとご主人様を見つめている愛犬を見ていて、ふと高校時代に漢文の時間で習った「巧言令色鮮し仁」という格言を思い出した。  平たく言って、口達者な人間にはろくな奴はいない。という意味なのであろう。確かに、今まで色々な人間と接してきて、そう思う。また、テレビなどに登場する人たちの中に、やたらとしゃべりたがり屋がいる。特に…
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吉村昭論

 十年前、司馬遼太郎さんが亡くなったときには、この先どうやって生きていけばよいのか、いっそ乃木希典のように殉死してやろうかと、途方に暮れたほど悲しかった。というのも私は司馬遼太郎さんの大ファンで、およそ司馬さんの著作はほぼ読み終えていて、司馬さん亡きあと、次に読むものが無くなってしまうからである。  そんなとき、吉村昭さんの作品に…
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発想法

 思い起こしてみれば、私は小さい頃から人と違った意見を言ってきた。たとえばホームルームで、みんなが賛成する意見に私一人が反対し、違った意見を発表したりした。だから担任からは嫌われ、周囲の人間からは「あまのじゃく」と言われてきた。私は、皆の意見のどこが正しいのか、私の意見のどこが支持されないのか、そしてそのことで、どうして先生たちから煙た…
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暗記法

 数年前、京都にいる弟を訪ねたついでに京都見物をした。苔寺を見学したときの事である。お坊さんが私たち観光客に寺の中や庭を案内してくれたあと、「さあ皆さん一緒にご唱和しましょう」と言うや、お経を唱え始めた。  お経などまったく分からない私たちがぽかんとしている中、観光客の中にも大きな声でお坊さんと一緒にお経を唱えている人がいた。この…
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男の顔

マンション偽装問題で、今までは世間の多くの人が全く知らなかったいろいろな人物がテレビを通じて登場している。そのすべての人たちが、様々な人生経験を積んだ立派な経歴の持ち主であり、年齢的にも善悪の判断は十分に出来るはずの人たちである。  この人たちを見ていて、人間には様々な顔があるものだと今更ながら感じた。何かにおびえてそわそわしているよ…
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集中力

 「あいつは頭がいい」などという言葉をよく耳にする。確かに、悔しいけれど、世の中には「頭がいい」人は存在する。  では「頭がいい」人とはどのような人を指すのだろうか。子供の世界では、たいていの場合、さしたる努力をしている風ではないのに、テストでよい点を取る人のことを言うようである。では、このような人たちは、どのようにしてテストでよ…
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体罰

 戸塚ヨットスクール校長が刑期を終えて出獄してきた。彼曰く「体罰は教育です」と。私の記憶では、この校長は、何人かのスクール生をヨットの練習場で死なせたり行方不明にさせたりして、有罪判決を受けた人である。戸塚ヨットスクールは、「何らかの問題」を持った子どもたちを集めたスクールで、彼らを社会復帰させるため、場合によっては体罰を取り入れてでも…
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ニーズ

 「お客様のニーズにお応えして・・・」といった宣伝文句を良く目や耳にする。たいていの企業、とりわけ製造業、商業においては顧客のニーズに応えられなければ競争に負けていくことになるだろう。消費者が何を求めているかをマーケティングすることは商売をする者にとっては欠かせないことだし、ニーズに添った商品開発をすることによって新商品が生まれ、文明も…
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グローバルとローカル

グローバルということばを最近よく聞くようになった。昔はあまり耳にしないことばだったように思うが、それは単に私の無学のせいかもしれない。たしかに、私の身の回りにも外国の人がずいぶん増えたし、転勤や出張で海外に行く方も多くなった。社会科の教科書にも「内なる国際化」ということばも登場するようになった。世はまさにグローバルブームである。ビジ…
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先生と呼ばれる職業

 ある塾の募集広告に「先生と呼ばれる仕事、始めませんか?」というコピーがあった。かように、「先生」という言葉にはどこか尊敬の気持ちが込められ、そう呼ばれることにある種のあこがれみたいなものを持たせるものがある。  ところで、塾の教師という職業である。塾の教師には何の資格も必要ない。塾の教師になるための特別な勉強や訓練もない。しかも…
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人生の失敗

 「失敗は成功のもと」とも言う。失敗を積み重ねて、徐々に成功に向かう、これが人生といえるのかもしれない。入試に失敗する、就職に失敗する、試合で失敗して負けてしまう等々、失敗は人生を歩んでいく上では常につきまとうものなのだろう。  化学の世界では、失敗は数限りなくあるようだ。何度も実験をくりかえし、その都度失敗する。その反省の上に立…
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勉強に勝つと言うこと

 「うちの子は負けん気が足りない。勝つぞ、という気概がもっとほしい。」保護者面談でよく耳にする母親の言葉である。もちろん、勉強についてのことである。「友達を成績で負かしたい」「もっと順位を上げたい」このような気持ちを子供に持ってほしいとの母親としての願望なのであろう。  このような話を聞くたびに、いつも疑問に思う。果たして、そうい…
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男の魅力

 男として、さっぱり魅力を感じない人間は、魅力を感じる男をはるかに上まわって多い。私が思うに、魅力のない男とは、次のような男である。  第一に、無趣味な男である。無趣味であると言うことは、人生に生きがいを感じていないことでもある。酒を飲んではゴロゴロしている男には生気がない。  第二に、饒舌な男である。世に、やたらとしゃべりたが…
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資本主義の崩壊

 二十世紀後半、社会主義が崩壊した。1989年のベルリンの壁崩壊から始まり、1991年のソ連邦崩壊への道である。そして今、勝ったかに思われた資本主義も崩壊するのではないか、そんな世の中になってきているように思われる。  かつて「大きいことはいいことだ」というコマーシャルがあった。確か、山本直純さんが空の上で指揮棒を振りながら歌って…
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我慢すること

「人間、辛抱だ」というコマーシャルがあった。確か、先代若乃花親方が横綱の時の、それはそれは遠い昔のコマーシャルである。このコマーシャルが流れていた頃、私はいくつだったのだろう。ずいぶん若い頃だったとは思うが、「人間、辛抱だ」と若乃花が言う言葉は、まったくその通りだと思った。だから、こんな古いコマーシャルでも覚えていたのだろう。  お相…
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性別役割分業観

 高度経済成長といわれた時代は1950年代後半から始まった。テレビ、洗濯機、冷蔵庫という家電製品が登場し、やがて、カー、クーラー、カラーテレビの3C時代へと繋がっていく。家電製品の登場は女性の家事労働を大幅に軽減し、そのことが女性の社会進出を促していく。  女性が社会に出て働くことは男女平等の観点からすばらしいこととされ、男女雇用…
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