石段の思い出

 馬の親子.jpg藤沢市の小中学校では、小学6年生と中学3年生のみ今月7日まで授業が行われている。今日も35°を超えるような猛暑である。そんな中、文句も言わずに学校に通う生徒たちには同情以外にない。それでも、この変則的な授業も、あと1週間の辛抱である。生徒たちには熱中症とコロナと、ものすごいスピードで進む授業に負けずに頑張ってもらいたい。

 ご恩塾の授業も今週を乗り越えれば、2週間の夏休みに入る。昨日(火曜日)は生徒が一番多く来る日で、結構忙しかった。前半の授業には小学6年生と中学2年生が2人ずつ参加した。6年生は『君たちはどう生きるか』を交互に音読して授業を進めた。今週は「石段の思い出」だった。石段の前方をおばあさんが重い荷物を持って少しずつ上っていく。それを後方で見ていた女学生が、声をかけよう、荷物を持ってあげようと思いつつも、ついにそのことができなかったというストーリーである。
 このようなことは、普段の生活の中にもよくある。たとえば、電車にお年寄りや身重の女性が乗ってきたとき、すぐに立ち上がって席を譲ることができるか、などである。数週間前、目の不自由な方が駅のホームから転落し死亡したとのニュースがあった。白い杖を持った方がホームにきたら、誰か手伝おうとする人はいなかったのだろうかと悔やまれる。

 弱い人たちの味方、と簡単に言うけれども、なかなか勇気のいることである。しかし、勇気を振り絞って率先して弱いものの味方になれるような人間を育てていきたい。
 ふと気がつくと、数学の宿題をやっていたはずの中学生も小学生の授業に吸い込まれるようにじっと聞いていた。これは失礼。今度は君たちの数学の時間ですよ。

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