錆び付いてきたかな

カモシカ.jpg このところ、ご恩塾の中学生には数学を中心に学習することを勧めてきた。授業時間が切迫している学校の状況では、生徒の理解度に関係なく、どんどんカリキュラムを消化していくことが懸念されたからである。そして、現にどの中学でもそのように進んでいるようである。そうなると、先生の説明が早すぎて、じっくり考えるいとまもなく授業が進んで行き、気がついたらさっぱり分からなくなっていた、ということになりかねない。このようになる危険性の最も高い教科が、数学である。以上の理由から、新学年での数学の予習を勧めてきたわけである。 
現在、どのご恩塾生も数学は学校よりも先行して勉強できている。その結果、学校の授業についていけない生徒は無く、むしろ余裕を持って勉強できている。中には高1レベルの勉強にまで達している中3生もいる。
 私自身も、ハイレベルな解法を生徒に指導し、とかく忘れがちになる過去の知識に磨きをかけ、自己研鑽しているところである。私の知識や手法を生徒に伝授するこのような時間はとても楽しい。まさに数学教師冥利に尽きると言うべき、至福の瞬間である。

 先日、進み方が早すぎて学校の社会科の授業について行けないと言いだした生徒がいた。この生徒の学校では近々定期テストが行われるが、その範囲の内容もさっぱり理解できないという。そこで、学校の教科書とドリルを持ってこさせ、本日の授業では社会科の試験対策をした。試験範囲は、近代~現代である。
 歴史に関しては、私に知らないものはない、くらいの自信を持っていたのだが、いざ一緒に勉強をはじめると、頭の中では分かっているのに、それが瞬時に言葉となって出てこない名詞があり、ちょっと焦った。特に、大正時代以降にその傾向があった。
 思えばこの数ヶ月、読書も含めて歴史の勉強はおざなりになっていた。歴史の勉強のみならず、趣味やテレビ視聴に私の時間は費やされていたように思う。無駄とまでは言えないだろうが、私の勉強時間が減っていたのは事実である。
 「人間死ぬまで勉強だ」が私の人生訓である。このことを忘れ、安易な道を歩もうとしていた自分を反省しなければならないと思った。

 どんなものでも使っていなければ役立たずと同じである。やがて錆び付き、使い物にならなくなってしまう。今回は私の歴史の知識について、「まずい、錆び付いてきたか」と感じさせられ、反省させられた授業であった。

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