また忙しい日程に

 子馬.jpgご恩塾の1日の授業は、前半(16:50~)と後半(19:00~)に別れている。前半は主に小学生が対象となっているが、中学生も参加可能としている。後半は中学生のみとなる。
 今は小学生も中学生も新規入塾者が少ないため、閑散としている時間帯が多い。先週の19日金曜日は、前半の受講予定者が2名、後半はゼロだった。そのため、前半参加予定の2名には他日への振り替えをお願いし、この日は休みとさせていただいた。

 かくして金曜日から月曜日までの休暇を得て、19日金曜日に滋賀県へ旅行に出かけた。実は、6月19日から他県への移動が解禁されたことを私は知らなかった。「ヘエー、そうだったの?」とあとでニュースを見て知っただけで、19日に出かけたのは、全くの偶然だった。いったい、どれほどの国民がこのことを知っていて、県外への旅行を自粛していたのだろうか。この知識と感覚が全くなかった私は「非国民」のそしりを免れなかったかもしれず、19日解禁の偶然に感謝している。
 滋賀県では、歴史的遺跡を見学して回った。「麒麟がくる」の明智光秀も私は好きだが、義理と道理に短い生涯を貫き通した浅井長政も好きで、今回は姉川古戦場や小谷城址を見て回った。小谷城は、私の想像を絶する山城で、まさに難攻不落の構えだった。これを落とした木下藤吉郎は、さすがの武将とおもわざるを得なかった。一方、姉川は幅も狭く深さもない。ほとんど小川と言ってもいいくらいのこの川を挟んで織田・徳川軍と浅井・朝倉軍が対峙したとはとても信じられなかった。

 22日の週に入って、ようやく学校も動きはじめた感がある。学校側としては、お上からの段階的移行に従って、ここまでは交代制だったり、午前授業のみといった分散登校が遅々とした進度で進んでいる。完全休校開けからの「ならし」の意味合いがあるのは分かるが、世間ではどの業種も日常業務に戻り、現在では夜の町も賑やかさを取り戻しているという。それなのに、なぜ学校だけがこうもゆったりと慎重に扱われなければならないのか、理解に苦しむ。
 しかし授業はというと、学校や学年を問わず、とんでもない速さで進んでいるようだ。生徒の話によると、生徒たちが理解できたかどうかとは関係なく、とにかくどんどん新しい単元に進んでいくと先生が明言したいう。中には、予習部分のプリントを宿題としてドンと渡し、それで終わらせてしまうこともあるらしい。
 それでも、塾へ行っている子どもたちはまだいい。多くの塾では予習形式の授業を行っており、たいていの場合、学校よりもわかりやすく説明してくれる。だから、例え学校での説明が分からなくても、まったく不安を感じていない生徒もいる。これは私の想像だが、コロナ不況でこれまでの塾通いを断念する家庭もある一方、それ以上に、学校が再開して以来、塾に通う生徒が増えているのではあるまいか。
 あおりを被るのは、いつも貧しい子どもたちである。学校では詳しく説明してくれない。親に聞いても親も教えられない。塾に行きたくてもそんなお金は家庭にない。こんな子どもたちが最後に取り残されてしまうのである。
 今回のコロナ騒動の結果を教育の観点から想像すると、今までよりも一層明確化された教育格差の広がりになるであろう。
 
 「貧しい」ということだけで教育の世界から振り落とされていく子どもたち、「貧しい」ということだけで将来の夢を閉ざされていく子どもたち、そんな子どもたちを一人でも多く救うために、私はご恩塾を開いた。しかし、まだまだ世間から認知されていないし、十分お役に応えられているとの認識もまだない。

 来週からいよいよ7月に入る。いつもなら20日前後から夏休みに入るが、今年は7月いっぱいは暑い中、子どもたちは学校に通うことになる。そんな中で、勉強したいけれども塾に行くことができない子どもたちがご恩塾に来てくれることを待ちたい。そして、私を忙しすぎるだけにさせる日程にしたい。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント