調べる

画像 中学生には自習用の問題集を渡すときに解答集を同時に与えている。当方で保管するのが面倒だということのほかに、解答集には解説がついていて、それを読ませることに意義があると思うからである。

 それにしても、昔も今もすぐに解答に頼りたがる生徒が多い。自分で解いた問題の正誤を判定するために解答集を開くのなら良いが、分からない問題があるとすぐに解答を見ようとするのである。
 私は、分からない問題があるときにはすぐに解答に頼らず、先ず調べることを生徒にすすめている。国語や英語なら辞書を、理科や数学ならば教科書や参考書を、社会ならば地図や資料集を調べさせるようにしている。環境があればインターネットを利用することも出来る。さらに、特に算数や数学では、すぐに諦めないでもっと深く考えるように話している。
 最近は生徒たちもこのことを知って、分からない問題に関してはすぐに私に質問したり模範解答を開くことをしないで、辞書をひいたり例題などをひっくり返して調べようとする姿勢になってきた。中には「わからなーい」と叫ぶ子もいるが、その声を無視してもっと考えさせるようにしている。
 最終的に生徒が解いた問題は、生徒に解答集を見て自分で○付けをさせることもあるが、私がする場合が多い。その中で「はて?」と思うこともある。それは特に社会科の地理の問題においてである。そのときには、生徒と一緒に『日本国勢図絵』などを開いて調べるようにしている。そうすると、模範解答のデータが古く、最新のデータとは異なる点が見つかることもある。つまり、模範解答が常に正しいとは限らないのである。
 私だけのことかもしれないが、模範解答を見て○や×をつけるだけでは、すぐに正解を忘れてしまことが多いのではないだろうか。その点、辞書や例題で調べた場合は記憶に残り、次回には正解につながる場合が増える。調べることの大切さは、こんな中にもあるように思う。また、模範解答集の解説には、正解へのアプローチも書いてあるので、模範解答を見た場合でも○や×で終わらせることは無いようにしたい。

 これも私ごとである。つい先日、冬の星座を調べ、しっかり理解したつもりだったのに、もうすっかり忘れてしまっているのはいったいどうしたわけだろう。

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