塾の送り迎え

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 6月10日の朝日新聞投書欄に、塾に子どもを迎えに来る車のマナーが非常に悪いことが指摘されていた。投書した川崎市の主婦の意見には全く同感である。

 この方は「合格実績では名門とされる塾だが、考えるのは自分の子どものことだけで、まわりへの迷惑を顧みない」保護者に、「そうまでしても、結局のところ良いことは何もないのではないか」と述べている。
 ご指摘の塾とおそらく同じであろう塾が、私の塾の近くにもある。この塾に通う子どもをお迎えの車の様子は投書と全く同様である。狭い道路の右車線にも左車線にもぎっしり並んで停車している。私の塾の駐車場の前にも止まっていて、車が出入りできない。他の場所も同様で、結局車が詰まり、通行を防いでしまっている。雨の日などは特にひどい。
 この様子に平然として車内で子どもを待つ親を見て、私は、このような親が合格至上主義の塾に行かせるのかと、妙に納得してしまう。他人をけ落としてまでも名門中学に合格させたい。他人のことなどどうでもいい、との考えが徹底しているのだろう。しかし、私はやはりこのような親は間違った子育てをしていると思う。このような親の教育を受けた子どもは、人への思いやりに欠けた人間に成長するだろう。そのような人間は、所詮人の上に立つことは出来ない。親の思惑とは別の人間に育つことだろう。
 私の塾はと言うと、こんなに大勢の生徒もいないし、送迎システムもあるので、お迎えの車はほとんど来ない。そして、その車も、他の車の迷惑にならない場所やパーキングで待ってくれている。つまり、そのような常識ある親の子弟が私の塾に来てくれているのである。
 今の世の中、このような親は少数なのであろう。したがって、私の塾に来る子どもも少数である。それでも、社会常識が備わっている親に育てられた子どもを教えることは、何とすがすがしいことか。
 駐車場の前で停車し、注意されても子どもが乗るまでは頑として動かない親を見て、このような親とは付き合いたくないものだとつくづく思う。

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