入学試験と就職試験

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 試験にもいろいろあるが、人生に大きな影響を与える試験といえば、入学試験と就職試験であろう。いずれも結果は二つ、受かるか落ちるかであり、明暗がはっきりと分かれる点で似ている。違う点があるとすれば、試験内容のウエイトのかけ方にあるように思う。

 入学試験では、何といっても学科試験の成績がものをいう。推薦入学を別にすれば、入学試験に面接をとりいれる学校は減少している。このことは至極当然で、フェアな選択である。面接を取り入れる学校でも、面接での印象が学科試験の結果を大きく覆すほどのものではないのが普通である。もしも、学科試験結果が優秀であって、面接で落とされるようなことがあれば、受験生の努力が認められないことになり、そのような学校は受験する側から見てダーティーな印象を与えることになる。入学試験は学科成績のみで、他の一切のものを排除して選択することが望ましい。

 これに対して、就職試験では学科試験よりも、面接試験の与える影響が大きく結果を左右する。このこともまた当然であると思う。
 就職試験を受ける機会は主に高校や専門学校、大学など、学校を卒業した時点となる。このあと、転職などで何度か受験する機会もあろうが、いずれにしても学校卒業後である。この時点では、ある程度人格が形成されている。企業は自分の会社にふさわしい人間を選ぼうとするから、勢い面接試験に重きを置くことになる。入学試験と異なり、就職試験での筆記試験の内容は入社後、ほとんど役に立たないことばかりであろう。

 入学試験では知識や理解力を身につけて筆記試験で合格点をとって入学し、入学後は学問と共に人格も学び、社会に出てから役立つような人間に成長すること、このことが若い者にとって必要なことであろう。
 

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