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zoom RSS 塾帰りの子どう守る

<<   作成日時 : 2012/09/09 03:19   >>

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 広島でとんでもない事件が起きた。塾帰りの小学生を大学生がかばんに押し込めて連れ去ったという信じられない事件である。

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幸い、子どもは無事保護され、事なきを得たが、被害にあった子どもは、どんなに恐ろしかったことだろう。子どもが誘拐されたことを知った保護者はどんなに心配したことだろう。
 塾人として私が気になるのは、塾帰りの子どもが狙われた事実である。滅多に起こることのない事件とは言え、大切な子供を預かる塾としては看過することはできない。
 この事件が起こった翌日、早速朝日新聞夕刊に「塾帰りの子どう守る」の見出しで、塾の対応策を紹介する記事が掲載された。例によって例のごとく、取材先はことごとく大手塾で、今回の事件に最も関心を持ち、憂慮していると思われる地域密着塾などは一顧だにされていない。
 ところで、この大手塾の「安全対策」である。本当に子どもの命を守る気があるのかと思われるような、寒々とした対策しか講じられていない現状が改めて浮き彫りにされている。朝日新聞が取材した栄光ゼミナールと市進学院は、いずれも塾の入退室時に保護者にメールで通知するシステムをとっているとのこと。冗談ではない。いまどき入退室通知のメールシステム程度は大手に限らず、どこでも導入している。こんなことは塾として当然のことで、「対策」の名に値するレベルではない。いみじくも、市進学院広報は「子どもが一人で歩くのをゼロにはできない」と本音を吐いている。つまりは、責任放棄であり、私に言わせれば塾として失格である。
 次いで、日能研である。日能研では警察OBを集めて「Nセキュリティー」なる子会社を立ち上げたとのこと。これが名ばかりであることは新聞記事を読めば誰でも納得できる。なんと54人のスタッフで首都圏にある日能研90校の子どもの通塾を見張るのだという。1校100人の生徒としても9000人である。54人で90校9000人の生徒の見張りである。誰が考えたって満足できる子どもの安全対策ができるわけがないではないか。だいたい、不祥事続きの警察を定年退職した老人に何を期待できるというのだ。
 学習塾が本当に子どもの命と安全を守ろうとするなら、子どもを家庭近くまで迎えに行き、塾で授業を終えたあとは家庭まで送る以外に方法はない。私の塾は創立以来、ずっとこのシステムをとっている。おかげさまで、交通事故を含めて子どもに危害が及ぶ事故は、この37年間一度も起こしたことがない。
 私は、学習塾の経営者が先ず第一に考えなければならないことは、子どもの安全だと考えている。ともすれば進学実績や利益追求を最優先する大手塾には、塾に通うすべての生徒の安全などは二の次なのである。世の親は、本当に子どものことを考えている塾はどこなのかを、今回の事件を機に、冷静に考えていただきたい。

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